聖金曜日

turuma_s2009-04-10

今日はカトリックの中で年に2回しかない大斎・小斎の日です。
大斎は1日1回満足な食事と残りの2回は1/2の量の食事をするということ。今の大斎はグダグダなので、第二ヴァチカン公会議以前の大斎を我が家では守っていますです。(1)日の出から日没まで飲食を一切しない。(2)朝6時から夜6時まで飲食を一切しない。(3)1日1回の食事のいずれかということで、(3)を選択。っつーことで滅茶苦茶におなかが減りました。

写真は昨日の作業のゼッケンの山。もうおなか一杯ってくらい2-4月にかけて作りましたよ。まだ作らないといけないけど。

さてさて、気がついたら「クルガ(クールガール)屋さん」と言われていたつるまるが「水着屋さん」と言われる様になっていたのはちょっとショックですよ。あえて言うならちゅるちゃんは「ニット屋さん」と呼ばれたい。「ニット」って伸縮性のある生地全般のこと。ニットって言うとセーターとかしか思い浮かべない人が多いので、「お針子したいです」という素人の方の誤解が多くて困っています。プロのお針子さんはそんなこと一度も言われたことないので、サブプライムローン問題以降のお針子募集に関しては、ニットに対する誤解で困っているであります。また、試験代わりに縫ってもらっても大抵は素人さんのニット縫製は指導して失敗分も考慮したうえで育てていないといけないので、量産してもらえるようになりまでにとっても時間がかかります。
ちなみにニットは普通の洋裁では難しい部類の生地になります。ちゅるちゃんはかれこれ15年くらいニット屋さんっぽいことをしているので、コットンの方が縫いにくいと感じつつあるのが恐いかも。それでも、バンビーナのスカートとか難しいとか思わないよ。難しいのは人間用の縫い物です。人間の服ってなんてあんなに難しいんだろう。コスプレ衣装とか舞台衣装なら影で帳尻合わせをするのも許されるけど、普通の服を仕立てるって本当に難しい。普段着って着心地が好い上で、デザインも優れていないといけないんだもんね。チュルちゃんにはそんな器用な真似はとっても出来ません。
そんなわけで、チュルちゃんはしばらく人形の服を作り続けるであります。ドルショには新作のゼッケン付スク水を出したいですね。今までのリリースにゼッケンをつけただけで新作って呼べればですけど。